匠の技?

アイランドリゾート与那国

2009年09月07日 13:48

何を作っているかわかりますか?
太い竹をグルグル巻きにして補強をする、



20人もの青年達が集まって黙々と作業をする様子、
かなりの力と、細かさの要求される作業風景ですが・・・




竹にしっかりと巻かれた縄、
仕上がりは芸術的な美しさです^^
この正体は、旗頭の竿
旗竿の重さ 35kg  長さ6m
その上に旗頭 大旗 を含め総重量55kg
完成後は、来月の那覇大綱挽の晴れ舞台へ登場です。





那覇大綱挽の歴史は古く、
最も古いのは、1713年 の「琉球国由来記」
琉球王府によって編集された沖縄の旧記集に綱挽の
記述が有るようです。

又、1839年の「親見世綱之図」には
ブログ管理者Nの所属する泉崎の旗頭 グーヤー(巴)
の旗頭が描かれております。

この歴史有る旗頭を保存会がしっかり若者達へと
継承して今日に至っています。




今年は、10月10日(土)パレード
11日(日) 那覇大綱挽 ギネス認定
世界一の大綱が、国道58号線上で、西東に分かれ
熱戦が繰り広げられます。



先日は、豊年祭の行なわれた与那国、
祭り好きとしては居ても立っても居られず、
綱の制作様子から、大綱引、奉納舞踊まで興味津々^^
良い思い出になりました。

至る所、青年達の力強い姿を見ると、先の明るさを感じます。

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